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新型コロナウイルス対策

トランスクリプト

こんにちは。私たちHTMは、日本における外資系企業に対して、バイリンガルのバックオフィスサービスを提供しています。

このビデオでは、私たちの生活を大きく変化させた新型コロナウイルスに対して、HTMがどのような感染予防対策をとっているのか、ご紹介します。

感染予防 (0:43)
一般的に、感染予防に有効と言われているのは次の5つです:
1. 常にウイルスと接触する危険性があると想定して行動する
2. 人との距離を2メートル保つ
3. マスクをする
4. 換気の悪い、狭い場所を避ける。 そして、
5. ひんぱんに手を洗う。特に何かに触れたあとは必ず洗うようにする。

この5つは一見簡単なようですが、実際に守るのはかなり難しいことです。

原則 (1:18)
そこで、HTMではこれらの5つを実践しやすいように、「3つの原則」としてまとめ、会社全体で徹底しています。
 • 最小限の外出
 • ソーシャルディスタンスの確保
 • 消毒の徹底

これらを守ることによって感染を予防し、私たちの責務- 200以上の企業とそこで働く数千人の従業員の方々に、サービスを提供し続けること-が実現できるのです。

では、3つの原則に対してとられている、具体的な対策を見てみましょう。

最小限の外出 (2:00)
まず、「最小限の外出」、です。

HTMでは、いち早く在宅勤務を取り入れました。 ITチームが必要な機材を準備・提供し、会社のサーバーへの安全なアクセスを可能にしました。 社内の設備もすぐに整え、オンライン会議に備えました。

これによって社員同士のコミュニケーションはそのままでありながら、お客様に寄り添ったサービスが変わりなく提供できています。 自宅、オフィスと場所は別々でも、お客様を含め、「ワンチーム」で働くことができているのです。

更に、ソフトウエア開発チームは、社員の勤務状況を把握できるツールを開発しました。 社員がオフィスにいるのか、在宅で仕事をしているのか、不在なのか、色でわかります。名前に「縁」のある人は、席を外しています。また、社員名にマウスをかざすと、その人の連絡先が表示されます。これによって、ひとりひとりの勤務状況が簡単にわかり、連絡がスムーズにとれます。

社員は可能な限り在宅勤務をしますが、出社する際は、時差通勤をします。また、お客様との打ち合わせはすべてオンラインで行います。

これらの対策により、社員の外出が最小限に抑えられ、オフィスにいる人数も減らせています。

オフィスにいる人数が減れば、HTMの第2の原則、「ソーシャルディスタンスの確保」が実現しやすくなります。 どのようなことを行っているのでしょうか。

ソーシャルディスタンスの確保 (3:41)
まず、人との距離は必ず2メートルとります。 そのために、机の間隔をあけ、会議室に入れる人数を制限することから始めました。

誰かのデスクで話をする場合も、立ったまま、座っている人に上から話しかけることはしません。距離を保ち、目の高さを合わせて会話をします。

資料を共有する時は、交代でそれに目を通します。今までの習慣でつい、同時に見てしまいそうなりますので、これを新しい習慣とするのが一番難しいと感じています。

他の人の机の上に書類などを置くときは、「紙にウイルスが付いている」と考えて、本人に断ってから置くか、可能な限り電子化してメールなどで送ります。

新型コロナウイルスは、日本では当たり前な「紙ベースで仕事をする」というスタイルから、「いかに紙を使わずにできるか」、私たちに考えさせるきっかけとなりました。

ソーシャルディスタンスの確保は仕事中だけではありません。
昼食のときも安全を確保するために、さまざまな対策がとられています。
 • HTMではビュッフェスタイルで食事を提供していたのですが、現在、食事の取り分けはケイ
 タリング会社のスタッフだけができます。
 • 社員は自分の食器以外のもの、カウンターやトング、ほかの人の食器類には触りません。
 • 並ぶときは2メートルの間隔をあけます。座席の間隔もあけ、対面にならないような配置に変
 えました。80名座れるところを、23名までに減らしています。

ソーシャルディスタンスの確保とともに、社内ではマスクをします。マスクに触るときは、紐の部分だけを触ります。マスクの前面に触れてしまったときは、「手にウイルスが付いた」と考え、しっかりと手を洗います。ウィルスの付いた手で書類やマウスを触ると、その後にそれらに触った人にもウィルスが付いてしまうからです。

ひとりひとりが責任を持って、これらの原則を守らなければなりません。            しかし、自分だけが守っても意味がありません。互いに気を付け合い、守っていない人がいたら、声をかけるようにしています。

ソーシャルディスタンスの確保は本当に効果的です。

消毒の徹底 (6:38)
しかし、HTMの3番目の原則、「消毒の徹底」も同じくらい重要です。

ウィルスが付いた物を消毒することで、その物からの感染を防ぐことができます。そのため、HTMでは「全てのものにウイルスが付いている」とまず想定して、次のことをしています。

1. 消毒液の設置。各フロアに手指消毒液や除菌シートを常時置いています。手指消毒液は正しい使い方をしなければ、効果を得られません。ボトルをしっかりと下まで押して定められた量を手に取り、手指全体になじませ、乾燥するまでこすります。

2. 消毒液の配布。ひとりひとりに携帯用の除菌スプレーを配布しています。出社している社員は、毎朝、自分の机を消毒します。何かを新しく机に置いたときも、消毒します。

3. 会議室の消毒。机、椅子のひじかけと背もたれ、パソコンのキーボードとマウスも会議の前後に消毒します。

4. そして、共有部分の消毒。1時間に1度、各フロアごとに交代で、ドアノブ、エレベーターのボタン、給水機のスイッチなど、よく触られる場所を消毒します。消毒液は数分間放置し、かけすぎた箇所を軽く拭き取ります。

5. 配達物の消毒。

まず、すべての配達物はビルの入口で受け取り、配達員はビルの中に入りません。 配達された郵便物や荷物は、所定の場所に持って行き、あける前に消毒します。 すべての物にウイルスが付いていると想定し、封筒など外側だけではなく、中身も可能な限り除菌スプレーで消毒します。その上で、受取人に渡します。 受け取った人は、それでもウイルスが付いてると考え、慎重に取り扱います。

ゴム手袋は、使用しません。ゴムのような通気性の悪い素材の表面では、新型コロナウイルスは最長72時間、生き延びると言われているからです。 手袋を使用しない代わりに、頻繁に、かつしっかりと手を洗います。手洗いは、人が洗い忘れやすいと言われている利き手の甲や、手首まで最低20秒かけて洗います。

6. 空気の清浄。オフィス内の空気の流れにも気を付けています。空気感染を防ぐためには、室内の空気が横に流れるのではなく、縦に、下に向かって流れる必要があります。なぜならば、ウイルスの粒子は下に追いやらないと、横に流れるからです。

HTMでは、5つのフロアに計25台、高性能フィルター搭載の空気清浄機を設置しています。+この空気清浄機は下にたまった汚い空気を一掃し、きれいな空気を上のほうへ排出します。そのきれいな空気が汚い空気を下へと追いやると「縦の空気の流れ」をつくり出し、空気がきれいに保たれます。

これらが、新型コロナウイルスを拡大させないために、HTMが実際にとっている対策です。 お客様によいサービスを提供し続けるために、ひとりひとりが3原則-「最小限の外出」「ソーシャルディスタンスの確保」「消毒の徹底」- この三つを守り、健康でいなければなりません。

やりすぎだと思われるかもしれませんね。 しかし、目に見えるわけでも、音が聞こえるわけでもない、感染力の高い未知のウイルスと闘うためには、このくらい必要だ、と私たちは考えます。古い習慣を捨て、「新しい仕事様式」を確立する必要があります。

やりすぎかどうかは、私たちにはわかりません。 しかし、 このくらい十分な対策を取らないとどうなるか。。。私たちは感染したときに思い知らされることになるでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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